平行筋と羽状筋・速筋と遅筋|ヒップアップに最適なトレーニング設計を解説!

トレーニング

ヒップアップを目指してトレーニングをしている女性にとって、お尻の筋肉の構造を理解し、それに適したトレーニングを行うことが重要です。

筋肉には、「平行筋」と「羽状筋」、**「速筋」と「遅筋」**という分類があり、それぞれ特徴が異なります。これらを活かしてトレーニングを設計することで、より効率的に大臀筋・中臀筋を発達させ、理想のヒップラインを作ることができます。

本記事では、「平行筋と羽状筋」「速筋と遅筋」の特徴を理解し、ヒップアップに効果的なトレーニング種目・セット数・レップ数・頻度を詳しく解説していきます!

この記事を書いたひと
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おしり工場長(杉浦巌)

ヒップアップに特化したフィットネスジム OSHIRI Factory のトレーナー・インストラクター兼タレント。
お尻フィットネスやダイエットに関するあらゆる知識と、美容や健康に関する情報をどんどん発信していきます。楽しいことを考えて実行したり、コツコツと小さなことを積み上げていくことも得意!

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1. 平行筋と羽状筋とは?

✅ 平行筋とは?

平行筋(紡錘筋)は、筋線維が並行に走る筋肉のことを指し、伸び縮みしやすく、可動域が大きいのが特徴です。

平行筋の特徴

  • 収縮速度が速く、可動域が広い
  • 軽めの重量で高回数のトレーニングが効果的
  • 代表例:ハムストリング、大胸筋、広背筋

✅ 羽状筋とは?

羽状筋は、筋線維が斜めに並び、筋肉が密集している構造の筋肉で、大きな力を発揮しやすいのが特徴です。

羽状筋の特徴

  • 短い距離で強い力を発揮する
  • 高重量・低回数のトレーニングに適している
  • 代表例:大腿四頭筋、大臀筋、三角筋

✅ 大臀筋のトレーニングに活かすポイント

大臀筋は主に羽状筋の性質を持つため、高重量を扱うトレーニングが効果的です。

大臀筋のトレーニングポイント

  • ヒップスラストやスクワットで高重量を扱う(6~12回の低~中回数)
  • しっかりと負荷をかけ、強い刺激を与える

✅ 中臀筋のトレーニングに活かすポイント

中臀筋は平行筋と羽状筋の中間的な性質を持つ筋肉で、ヒップの横幅を作るために重要な役割を果たします。

中臀筋のトレーニングポイント

  • 軽~中重量で高回数のトレーニングが効果的(12~20回)
  • バンドやケーブルを活用し、可動域を意識した動作を行う
  • サイドウォークやヒップアブダクションなどを取り入れる

2. 速筋と遅筋とは?

✅ 速筋とは?

速筋は、瞬発的な動きや高重量トレーニングで活性化される筋繊維です。

速筋の特徴

  • 短時間で大きな力を発揮する
  • 高重量・低回数のトレーニングが効果的
  • 代表例:大臀筋、大腿四頭筋

✅ 遅筋とは?

遅筋は、持久力のある動きや長時間の運動に適した筋繊維です。

遅筋の特徴

  • 持久力が高く、長時間活動できる
  • 軽重量・高回数のトレーニングが効果的
  • 代表例:中臀筋、ハムストリングス

✅ 大臀筋のトレーニングに活かすポイント

大臀筋は主に速筋の割合が高いため、高重量×低回数のトレーニングが適している

トレーニング例

  • ヒップスラスト(6~12回×4セット)
  • スクワット(6~10回×3セット)

✅ 中臀筋のトレーニングに活かすポイント

中臀筋は遅筋の割合が多いため、軽~中重量×高回数のトレーニングが適している

トレーニング例

  • バンドウォーク(15~20回×3セット)
  • ヒップアブダクション(15~20回×3セット)

3. 女性のお尻の筋肥大(ヒップアップ)に効果的なトレーニング

✅ 種目の選び方

大臀筋と中臀筋の特性を活かし、速筋・遅筋の両方を鍛えるバランスの取れたトレーニングが必要です。

ヒップアップに効果的な種目

  • ヒップスラスト(大臀筋・速筋狙い/高重量)
  • スクワット(大臀筋・速筋狙い/中~高重量)
  • ブルガリアンスクワット(大臀筋・中臀筋・速筋&遅筋)
  • ヒップアブダクション(中臀筋・遅筋狙い/中~高回数)
  • バンドウォーク(中臀筋・遅筋狙い/高回数)

✅ セット数・レップ数の設定

筋肥大には、速筋と遅筋の両方に適した刺激を与えることが重要です。

レップ数(Repetition)は、筋トレにおいて「1セットの中でエクササイズを繰り返す回数」を指します。例えば、スクワットを10回行う場合、この10回がレップ数に該当します

大臀筋の最適なセット&レップ

  • 高重量:6~12回 × 4セット(ヒップスラスト、スクワット)
  • 中重量:10~15回 × 3セット(ブルガリアンスクワット)

中臀筋の最適なセット&レップ

  • 中重量:12~20回 × 3セット(ヒップアブダクション)
  • 高回数:15~20回 × 3セット(バンドウォーク)

✅ トレーニング頻度

3~4回が理想的。

  • 大臀筋(高重量種目):週2~3回
  • 中臀筋(高回数種目):週3~4回

速筋と遅筋をバランスよく鍛えることで、最短でヒップアップを達成できます!

4. まとめ:最適なトレーニング設計で効率よくヒップアップ!

💡 ヒップアップのためのポイントまとめ
大臀筋は羽状筋&速筋が多いため、高重量トレーニングが効果的
中臀筋は平行筋&遅筋が多いため、高回数トレーニングが適している
ヒップスラスト・スクワットは低~中回数、ヒップアブダクションは高回数が最適
週3~4回のトレーニング頻度が理想的

正しいトレーニング設計を取り入れ、最短で理想のヒップを手に入れましょう!


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6:00〜24:00(不定休)

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メール:info@oshiri.co.jp

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