
ヒップアップを目指してトレーニングをしている女性にとって、お尻の筋肉の構造を理解し、それに適したトレーニングを行うことが重要です。
筋肉には、「平行筋」と「羽状筋」、**「速筋」と「遅筋」**という分類があり、それぞれ特徴が異なります。これらを活かしてトレーニングを設計することで、より効率的に大臀筋・中臀筋を発達させ、理想のヒップラインを作ることができます。
本記事では、「平行筋と羽状筋」「速筋と遅筋」の特徴を理解し、ヒップアップに効果的なトレーニング種目・セット数・レップ数・頻度を詳しく解説していきます!
1. 平行筋と羽状筋とは?
✅ 平行筋とは?
平行筋(紡錘筋)は、筋線維が並行に走る筋肉のことを指し、伸び縮みしやすく、可動域が大きいのが特徴です。
✅ 平行筋の特徴
- 収縮速度が速く、可動域が広い
- 軽めの重量で高回数のトレーニングが効果的
- 代表例:ハムストリング、大胸筋、広背筋
✅ 羽状筋とは?
羽状筋は、筋線維が斜めに並び、筋肉が密集している構造の筋肉で、大きな力を発揮しやすいのが特徴です。
✅ 羽状筋の特徴
- 短い距離で強い力を発揮する
- 高重量・低回数のトレーニングに適している
- 代表例:大腿四頭筋、大臀筋、三角筋
✅ 大臀筋のトレーニングに活かすポイント
大臀筋は主に羽状筋の性質を持つため、高重量を扱うトレーニングが効果的です。
✅ 大臀筋のトレーニングポイント
- ヒップスラストやスクワットで高重量を扱う(6~12回の低~中回数)
- しっかりと負荷をかけ、強い刺激を与える
✅ 中臀筋のトレーニングに活かすポイント
中臀筋は平行筋と羽状筋の中間的な性質を持つ筋肉で、ヒップの横幅を作るために重要な役割を果たします。
✅ 中臀筋のトレーニングポイント
- 軽~中重量で高回数のトレーニングが効果的(12~20回)
- バンドやケーブルを活用し、可動域を意識した動作を行う
- サイドウォークやヒップアブダクションなどを取り入れる
2. 速筋と遅筋とは?
✅ 速筋とは?
速筋は、瞬発的な動きや高重量トレーニングで活性化される筋繊維です。
✅ 速筋の特徴
- 短時間で大きな力を発揮する
- 高重量・低回数のトレーニングが効果的
- 代表例:大臀筋、大腿四頭筋
✅ 遅筋とは?
遅筋は、持久力のある動きや長時間の運動に適した筋繊維です。
✅ 遅筋の特徴
- 持久力が高く、長時間活動できる
- 軽重量・高回数のトレーニングが効果的
- 代表例:中臀筋、ハムストリングス
✅ 大臀筋のトレーニングに活かすポイント
大臀筋は主に速筋の割合が高いため、高重量×低回数のトレーニングが適している。
✅ トレーニング例
- ヒップスラスト(6~12回×4セット)
- スクワット(6~10回×3セット)
✅ 中臀筋のトレーニングに活かすポイント
中臀筋は遅筋の割合が多いため、軽~中重量×高回数のトレーニングが適している。
✅ トレーニング例
- バンドウォーク(15~20回×3セット)
- ヒップアブダクション(15~20回×3セット)
3. 女性のお尻の筋肥大(ヒップアップ)に効果的なトレーニング
✅ 種目の選び方
大臀筋と中臀筋の特性を活かし、速筋・遅筋の両方を鍛えるバランスの取れたトレーニングが必要です。
✅ ヒップアップに効果的な種目
- ヒップスラスト(大臀筋・速筋狙い/高重量)
- スクワット(大臀筋・速筋狙い/中~高重量)
- ブルガリアンスクワット(大臀筋・中臀筋・速筋&遅筋)
- ヒップアブダクション(中臀筋・遅筋狙い/中~高回数)
- バンドウォーク(中臀筋・遅筋狙い/高回数)
✅ セット数・レップ数の設定
筋肥大には、速筋と遅筋の両方に適した刺激を与えることが重要です。
レップ数(Repetition)は、筋トレにおいて「1セットの中でエクササイズを繰り返す回数」を指します。例えば、スクワットを10回行う場合、この10回がレップ数に該当します
✅ 大臀筋の最適なセット&レップ
- 高重量:6~12回 × 4セット(ヒップスラスト、スクワット)
- 中重量:10~15回 × 3セット(ブルガリアンスクワット)
✅ 中臀筋の最適なセット&レップ
- 中重量:12~20回 × 3セット(ヒップアブダクション)
- 高回数:15~20回 × 3セット(バンドウォーク)
✅ トレーニング頻度
週3~4回が理想的。
- 大臀筋(高重量種目):週2~3回
- 中臀筋(高回数種目):週3~4回
速筋と遅筋をバランスよく鍛えることで、最短でヒップアップを達成できます!
4. まとめ:最適なトレーニング設計で効率よくヒップアップ!
💡 ヒップアップのためのポイントまとめ
✅ 大臀筋は羽状筋&速筋が多いため、高重量トレーニングが効果的
✅ 中臀筋は平行筋&遅筋が多いため、高回数トレーニングが適している
✅ ヒップスラスト・スクワットは低~中回数、ヒップアブダクションは高回数が最適
✅ 週3~4回のトレーニング頻度が理想的
正しいトレーニング設計を取り入れ、最短で理想のヒップを手に入れましょう!
OSHIRI Factory(おしり工場)

ヒップアップに特化したフィットネスジム
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